* Herbal Remedy *

ハーブとスパイスで健康な暮らし

2020年の抱負から(1) - いわゆる"腸活"はじめます

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2020年。色々悲しいことがあった2019年が過ぎて、新たな2020年はもっと明るく笑顔で過ごしたい!

 

テレビで女性がウイルスに感染しないための予防策について話していて、何気なく彼女をネットで検索して、Podcastを聞いてみたら、偶然聞こえたこの言葉。

 

「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」。

 

プロバイオティクスはよく聞くけど、プレバイオティクス?初めて聞く言葉だな...そういえばハーブの勉強の時にプロバイオティクスが働いて腸内フローラが整っているとメンタルも良くなるって言ってたのと関係があるかなぁ。そんな考えを巡らせて、調べることにしました。

 

体内にある「幸せ物質 セロトニン」の割合は、約90%が腸、約8%が血液中、そして脳内に存在するのはわずか約2%だそう。今まで脳内にあるとばっかり思ってた!なので腸内環境を健康にする=幸せな気持ちが持続するようなのです。

 

ここで言葉のおさらい。

 

「腸内フローラ」

ヒトの腸管内では腸内細菌と呼ばれる多種・多様な細菌が絶えず増殖を続けていて、これらが集まって複雑な微生物生態系を構築している。この微生物群集が「腸内フローラ」。フローラ(Flora)は分類学の用語で植物群集を指し、かつては細菌が植物の中に分類されていたためです。まるで菌のお花畑⁈

 

「プロバイオティクス」

アンチバイオティクス(抗生物質)に対して提案された用語で、共生を意味するプロバイオシス(probiosis、pro:共に、~のために、biosis:生きる)が語源。

定義:「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」Fuller(1989)

プロバイオティクスの候補としては乳酸菌やビフィズス菌が有名。

 

「プレバイオティクス」

結腸内の有用菌の増殖を促進し、有害菌の増殖を抑制することによって宿主の健康に有利に作用する難消化性食品成分。要はプロバイオティックスのエサとなるもの。

プレバイオティックスを含む食品ベスト19!

1) チコリ Chicory Root

2) タンポポの葉 Dandelion Greens

3) エルサレムアーティチョーク Jerusalem Artichoke

4) にんにく Garlic

5) 玉ねぎ Onions

6) ネギ、リーク Leeks

7) アスパラ Asparagus

8) バナナ Bananas

9) 大麦 Barley

10) オート麦 Oats

11) りんご Apples

12) コンニャク根 Konjac Root

13) ココア Cocoa

14) ごぼう Burdock Root

15) フラックスシード Flaxseeds

16) ヤーコン Yacon Root

17) ヒーカマ Jicama Root

18) ふすま(小麦の外皮)Wheat Bran

19) 海藻 Seaweed

 

ここまで調べてみて、我が家の朝食は実はプレバイオティックスに優れていた!

オートミールにフラックスシードと塩をパラパラ、水と牛乳を入れて冷蔵庫で一晩おいてふやかし、バナナや他の果物をのせて召し上がれ。

りんごは子供の頃から朝食には欠かせない果物!

何気なくそれぞれ体に良さそうと食べていたけど、プレバイオティクス的にいいものばかり。でも、肝心のプロバイオティックスがおろそかかもしれないので、ケフィアやコンブチャをもっと食卓に取り入れないとな。

 

参考

腸内細菌学会

ヤクルト中央研究所

腸内細菌学雑誌

脳腸相関Labo.

The 19 Best Prebiotic Foods You Should Eat ( healthline.com )

 

#腸内フローラ #プロバイオティクス #プレバイオティクス