キャノーラオイルと菜種油
食料油は何を使っていますか?
毎日使うものだから、手頃で体に良い物がいい。我が家は、キャノーラオイル、オリーブオイル、ごま油、バター、ココナッツオイルを常備して、時々グレープシードオイルなどがセールになってると買ったりしています。
日本ではなかしましほさんのおやつ本を参考に、菜種油でクッキーやお菓子を作っていました。その時は漠然と、国産の菜種油がいい!と思っていたんですが、何がどういいんだろう?と、調べてみました。
菜種油とは?
菜種油は、アブラナ(菜の花)の種子から作られ、オレイン酸(オメガ9(n-9)系脂肪酸、善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らしてくれる効果があるといわる)を多く含む。
しかし、菜種油には、過剰摂取すると体に悪影響を及ぼす危険性のある「エルシン酸」「グルコシノレート」という成分が含まれる。
そこで!
菜種を品種改良して、これらの危険な成分をほぼ含まない新しい種類の「キャノーラ種」、そこからキャノーラ油が誕生。
キャノーラ油の方が安全?
菜種油だから、キャノーラ油だから、安全!というのは少し早とちりで、以下を確かめる必要があります。
・遺伝子組換えされているか?
日本国内で栽培される菜種には、遺伝子組換え技術は使用されていないそうで、原材料が国産の菜種油は安全だと言えみたいです。
Whole Foodsのキャノーラオイルには遺伝子組換えを避けていると明記されているのでこの点はクリア。
・油の抽出方法は何か?
ヘキサン等の化学溶剤を使用して抽出する製法は危険。抽出過程で人体に有害なトランス脂肪酸が発生します。
昔ながらの製法である機械で潰して油を抽出する『圧搾法』が安全。アメリカでは、"expeller pressed"と表記されているのが圧搾法です。
Whole Foodsのキャノーラオイルは、「遺伝子組換えがない」「圧搾法」の両方の表記がちゃんとされているのでこれらの問題はクリア!お値段も手頃なので、普段使いにぴったりです。
でも、液垂れするボトルが玉にキズ...。