サンクスギビング Thanksgiving
家族みんなで集まってターキーを食べる、これがサンクスギビングで恒例の光景ですが、今年は友達が実家に帰るのに家で買っている犬をどうしようか迷って相談されたので、その友達の家に4泊してそのわんこのお世話を引き受けることにしました。黒ラブとゴールデンレトリバーのミックスで、名前はGeordieジョルディというとっても賢くて優しい女の子。
彼女の家はRogers Parkというシカゴのダウンタウンより北、Northwestern大学の本キャンパスがあるEvanstonより少し南に位置するエリアです。
時々ギャングがらみのニュースで取り上げられることがあるエリアだけど、二人で大きな犬を連れていると安心でした。数分歩くとミシガン湖に面した公園にも行けます。毎回の散歩コースはジョルディが決めるのでただ一緒についていけば大丈夫よ、との飼い主さんの言葉どおり、ジョルディは毎回違う道を通ってしっかりと家まで戻ってくれます。なんて賢い!
ジョルディはリスを見つける名人(名犬)でもあり、散歩の途中で何匹も見つけては教えてくれました。
今年のサンクスギビングはちょっと気温は低いけど、毎日とってもいい天気!毎朝日の出と共に起きてすぐに着替えて外に出るのも、こんなに綺麗な青空で澄んだ空気だったので、全く苦ではありませんでした。
他に散歩しているわんこもたくさんいて、落ち葉が綺麗でたぶんこのエリアの子供達が描いた壁画がずーっと続いていて、ダウンタウンにはない静かで落ち着いた雰囲気がとっても素敵な公園です。
Rogers Park のすぐ南隣はAndersonvilleというスエーデン人街です。サンクスギビングの前日に前から行ってみたかったベーカリー、pHlourに行ってみました。お昼頃に到着したら、なんと、ベーストリー系が売り切れ!あぁ、ここのクロワッサンを食べてみたかったのに...でもローストビーフのサンドウィッチ、ココナッツクリームが挟まれたチョコチップ入りチョコパイをシェアしました。パイを付けたのでシェアでも十分な量。そしてパンもビーフも美味しかった!個人的にはサンドウィッチの中にきゅうりのピクルスではなくて玉ねぎスライスのピンク色のピクルスが入ってるだけで、ここいい!となる単純な私です。あれって赤ワインビネガーで漬けるのかな...検索してみよう。コーヒーはこれまたご近所EdgewaterエリアにあるコーヒーロースターのMetropolis Coffee Companyのものでした。建物もシカゴよりサンフランシスコっぽいオープンコンセプトな内装。今度はクロワッサンを食べに行こう!
ジョルディの散歩は朝、昼、夕、就寝前の1日4回。友人は昼の回をドッグウォーカーに依頼しています。他のアメリカ人の友人もそれくらいって言ってたし、アメリカのわんこは1日に何度も外に出られて幸せだなぁ。ジョルディは朝と夕の散歩が長めで20-30分と聞いてたのでその気でいたんだけど、4日間とも毎朝湖に往復「1時間半」かけて連れて行ってくれました。ある日はお昼も別なコースを1時間半...。みんな食べてしゃべっての不健康気味なサンクスギビングの休日にかなり健康的な毎日を送らせてもらいました。
向こうにはシカゴの摩天楼が見えたり。
昇ったばかりの朝日がすごくきれいだったり。
寒くて自分だけだったら行かない時間の湖を見せてくれたり。
他のわんこと友達になったり。
家に帰ってきて一緒にソファの上でまったりしたり。
最終日の朝は誰もいないビーチを見せてくれました。
感謝を伝えるサンクスギビング。私は今年はワンコのお世話を引き受けることでいつもお世話になっている友人に感謝の気持ちを表わそうと考えていたけど、ジョルディと過ごした5日間は毎日新しい発見で新鮮な空気をいっぱい吸って、毎朝湿った鼻ですりすり起こしてもらえる癒され感いっぱいの日々でした。犬を飼いたくても飼えない我が家、つかの間のわんことの生活を楽しませてもらえました。写真を見返すと、この日々が本当に愛しくて胸がきゅーんとなります。早くまた、ジョルディに会いたいな。