アメリカで和菓子 - 桜もち それに苺タルト
シカゴにも春らしい日々が訪れたかと思いきや、この日曜はすごい吹雪!でも、友達が「心の癒しになるように」と私の大好きなわんこを家に連れて来てくれることに。(本人たちはシカゴで開催中のスターウォーズのイベントへ)。
この友達夫婦のご主人の誕生日が終わったばかり、ということでおすそ分けとして桜もちと苺タルトを土曜に作りました。
シカゴでは桜の葉の塩漬けは買えないので、一時帰国すると富澤商店で真空パックになった桜の葉を買ってきます。富澤商店ってほんとに便利!アメリカで和菓子を作るのに富澤商店商品は欠かせません。
苺のタルトは、グラハムクッキー生地もマスカルポーネ生地も焼かなくてもいいので楽チンのこのタルトは、ローズに見立てた苺が可愛くてこのサイトを参考にしました。レシピで使っているミントはスーパーでもまだ海外からの輸入品しかなかったので諦めて、緑の色は苺の葉っぱで。個人的には苺の赤色だけのケーキやタルトよりも、緑色が少し入っている方が好きなので、葉を付けたままの苺をデザートに使うことはよくあります。
シカゴでもWhole Foodsなどで桜の枝を手に入れることができるので、毎年買って家で楽しんでいます。でも桜の枝って、切ってしまっていいのだろうか...。環境や健康に気を使うWhole Foodsなので、むやみやたらに伐採しているのではなく、桜の木が持続可能なように、木の健康を考えた上での剪定をして切られた枝を販売しているのだろう、と思うようにしています。(誰かご存知の方がいたら教えてほしい!)
友人がわんこを迎えに来て、桜もちと苺タルトを無事に渡し、見送った後でお礼のテキストが。「苺タルト、すごくキレイ!美味しかった!」
ありがとう、あれ、でも桜もちは?
って思ったけど、アメリカ人にはやっぱり餡子の美味しさは万人受けではないかも。私も子供の頃は餡子苦手だったしなぁ。それに、葉っぱの塩漬けを食べる習慣もないしな。
でも、いつか日本に旅行に来て桜もちを見たときや、テレビで日本が紹介される番組で見たときに、「あ!これ知ってる!」って思ってくれればそれが成功かな。