不安なときの対処法、摂りたい食材やハーブ
私が住むシカゴで自宅待機要請が出てから6日。ウィルスの心配はもちろん、経済の問題もありますが、そうした中で先行きの不透明さや財政的不安から人々の精神面への懸念も浮上しています。
不安を感じて、緊張状態が続くと、体は臨戦態勢で自律神経の交感神経系が優位になって、副交感神経優位の時に働く消化器系の動きがおろそかになったり、良い睡眠がとれなくなってしまいます。
手っ取り早い対処方法は、深呼吸!
緊張状態のときって、呼吸を忘れたり早くなったりしますよね。体は呼吸がゆっくりなときはリラックスモード、というのを分かっているので、わざと呼吸をゆっくりすると、あ、今はリラックスなときね、と、体が副交感神経優位な方向に向いてくれるのだそうです。
自分の意思とは無関係に働いてくれている自律神経って、実は自分自身である程度コントロールできるもの!
不安な時、緊張する時は深呼吸、深呼吸。
その他にも不安を和らげてくれる食べ物やハーブがあります。
キーワードは脳と腸の健康。(幸せ物質のセロトニンの95%が腸内にあると言われています!)
・サーモン
DHAやEPAなど脳の健康を促進するオメガ3脂肪酸が豊富。
・ダークチョコレート(カカオ74%)
抗酸化作用のあるフラボノイドが豊富。
・ヨーグルト/ケフィア
プロバイオティックス細菌の豊富な物を。腸の健康のために。
・緑茶
Lテアニンがストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを抑え、さらにはGABAやセロトニン、ドーバミンを増やす作用がある。
・バナナやオートミール
体内でセロトニンに変わるアミノ酸トリプトファンが豊富。
・アーモンド
マグネシウムとビタミンB群が豊富。
・ブルーベリー
脳の健康を向上させるフラボノイド。
・カモミール/ラベンダー/レモンバーム
リラックス効果のあるハーブティーの代表格。
脳の健康に良いクルクミン。DHAの働きを助ける。
そして、自分の好きな食べ物、気分があがる!食べ物で、幸せ気分になれば、セロトニンやドーパミンが出て不安が消えていくようです。
私は朝食に、週3-4回の頻度でオートミールを食べます。前の夜に、オートミールにフラックスシードやチアシードなどのシード類、塩少々、冷凍のベリー系を混ぜて水と牛乳をひたひたに注いで冷蔵庫へ。朝それにバナナのスライスをのせるだけ。バナナとベリーからの甘さで十分美味しいけど、お子様ようにははちみつやメープルシロップをかけてもいいかも。
バランスよく食べて、明日も笑顔で!
参考
Nutritional strategies to ease anxiety
6 Foods That Help Reduce Anxiety
Herbs For Anxiety, Stress, and Panic Attacks (Adaptogens & Beyond)
など